皆さま、こんにちは。

埋め込み画像 3
新作< 46億年の記憶/ Memory of 4.6 billion years >が、太田市美術館・図書館でのグループ展「絵と言葉のまじわりが物語のはじまり」で10月22日(日)まで現在開催中です。

展覧会についての詳細はこちらからご覧ください。

埋め込み画像 14Photo by Serge Koutchinsky

本と美術の展覧会というテーマが挙げられていて、絵本の原画から始まり、絵本が分解されて言葉と絵が立ち上がること、またその間に見えてくる想像と創造の語り部が重要な動線を作っています。私はタラ号という海洋調査船に乗った経験の後に作った作品で、20M壁面を使っての展示です。
私たち人間の感覚時間を遥かに超えた年月の中で、海の中の小さなプランクトンや地上の木々が光合成を行うことで作り出される酸素、土は過去に生き、死んだものたちの体積による生命の地層で、石油や化石もかつては樹木や微生物の身体であった、循環の流れの中にいる生命体、膨大な年月をかけて作り出されてきた巨大な現象の中に私たちが生きていること。

埋め込み画像 1
埋め込み画像 9Photo by Serge Koutchinsky
↑クジラのお腹、さまざまな微生物によって作られている身体。星雲のように詰まっている。

生き物の中にある宇宙、その場所からまた開かれていく宇宙の存在を、私たちは内臓感覚として知覚することができるだろうか。

埋め込み画像 8Photo by Shinya Kigure+Lo.cul.P 
↑外からも見ることができるのは今展示の大きな特徴の一つです。

・太田市美術館・図書館、この建物がある群馬県太田市は新幹線も使わずに新宿駅からも2時間で行ける、日帰り可能な場所です。駅からは徒歩0分という駅直下型美術館です。美術館図書館という構造や、美術書と絵本に特化した蔵書を持っているところも大変面白いです。

埋め込み画像 6
↑ピースと組み合わせて、骨壁画も描いています。コンクリートに色鉛筆と水彩絵の具です。

埋め込み画像 5
↑世界は人間なしに始まったし、人間なしに終わるだろう。人間は自然の一部にしか過ぎない。レヴィ=ストロースの言葉が、円の中心を割る。

埋め込み画像 10
↑展覧会最後の部屋には、”続きの物語”ワークショップルームを作っています。鑑賞者が物語を自分で作り出すことで、展覧会が幕を閉じます。

↓書かれた続きの物語の一枚です。
埋め込み画像 13

埋め込み画像 7

今夏は太田を終えて、中国、秋田、青森と巡って現在東京に帰ってきました。
中国では道教の生まれた聖地とされるドラゴン・タイガー山の麓で、壁画《生命の枝》を描き、

秋田県美郷町では”土”についての壁画絵を小学校の中で、生徒達に囲まれながら描き、
青森県立美術館では今年から始まったアグロス・アートプロジェクト《明日の収穫》を進行中です。http://www.aomori-museum.jp/ja/event/66/

11月からは府中市美術館図書館での公開制作室プログラムも始まります。https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kokai/kokaiitiran/ohkojimamaki.html

どこかの機会に、また作品を見ていただけたら嬉しいです。

それでは、どうぞ良い秋をお過ごしください*

埋め込み画像 11ドラゴン・タイガー山より

広告